学会発表の感想とか書きます。
学部の内に学会発表する人は少ないらしいので、学部の内に学会発表することの利点?とかを伝えられたらと思います。
開催地は長崎でした。1泊2日で1日目に観光して、2日目に発表しました。
長崎に行った感想ですが、何かとちょうど良さそうな街だと思いました。必要なものはそろっているけれど、建物をよく見てみると傷ついていたり、色が薄くなっていたりとみんなが望むようなキラキラした街ではないという印象です。
僕はこういう街の方が好きなので、長崎で生きていくのも良さそうだなぁと思いました。
でも、移動がめんどくさいので次に学会発表するときは近場で開催のものに参加したいです。
初の学会発表でしたが、特に緊張はしませんでした。
しかし、分量が多く、話す内容も上手く整理できていなかったため聴講者にはほとんど理解されていなかったと思います。聴講者は博士号を取得するぐらい頭が良く、ITS研究会ということで専門も近いことから理解してくれるだろうという考えで発表資料を作っていたことが良くなかったと思います。
次に学会発表するときは、このようなことがないようにしたいと思います。
今回の発表をしたとき、自分は学部4年でした。学部の内に学会発表を目指した理由は、秋ぐらいに研究室のみんなが口をそろえて学会に行きたいと言っていたので、それに便乗したためです。実は、そこまでモチベーションは高かったといえません。
先生によると、学部の内に学会発表する利点は、事前に学会発表論文を執筆することで卒業論文の執筆が楽になることやページ数の制限があるため研究内容を整理することができることらしいです。自分は先生の言うことを信じて学会発表することにしましたが、先生の言う通り卒業論文の執筆はとても楽でした。しかし、学部の内に学会発表するということは、1月の初めにはストーリーや結果がそろっていることを意味するので、その状態で1か月かけて卒業論文を執筆できるから楽なのではないかとも思いました。
卒業論文はほとんど学会発表論文のコピペで良いのですが、学会発表論文の執筆が大変なことに変わりありません。加えて、大学院第一種奨学金の免除制度や大学院の修了要件に利用することはおそらく不可能です。そのため、学部の内に学会発表することにこだわる利点はほとんどないのではないかと思います。
今回の件で思ったのは、学会発表することは貴重な経験でもあるので、行けるのであれば行けばいいのですが、無理してまで行く必要はないということです。どんなに学会発表しても貰える学位は変わりません。
ここまでで色々お話ししましたが、自分は学会発表したことに後悔していません。必死になって研究して卒業論文を100ページ以上書いて学会発表して得たものは多いのではないかと思います。
特に利点があるとは言えないのですが、それでも学会発表してみたいと思った学部生は頑張ってみてはいかかでしょうか。
言葉にできませんが、得られるものがあるのではないかと思います。