研究テーマ例

交通法規を遵守した自転車用ナビゲーションシステム

自転車の交通法規を遵守することで最短経路以外を案内する新しい自転車用ナビゲーションシステムの効果について検証しています。 例えば、さいたま市内のシェアサイクルの主要なポート間を移動した場合、移動距離の増加は96%以上の経路で1.3倍以内になることが分かりました。

図:右側通行(交通ルール違反)を含む経路計算結果の例(移動距離=598m)
図:左側通行のみ(交通ルール遵守)の経路計算結果の例(移動距離=776m)
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提供情報が従来と異なる新しいナビゲーションシステム

回遊情報を含む歩行者ナビゲーションシステム、自転車+鉄道によるシームレスな移動のためのナビゲーションシステムなど、提供情報が従来と異なる新しいナビゲーションシステムに関する研究を行っています。

図:回遊情報を含む歩行者ナビゲーションシステム
図:自転車+鉄道によるシームレスな移動のためのナビゲーションシステム
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スマートフォン位置特定サブプラットフォームの高度化

スマートフォンでは、GPS、無線LAN(Wi-Fi)、Bluetoothなど、様々な位置特定サブシステムが利用可能です。 しかし、あらゆる環境で正確かつ高精度な位置特定を単独の位置特定サブシステムで実現するのは困難です。 そこで、スマートフォンがプラットフォーム構造であること、様々な位置特定サブシステムが利用できることを活かし、既存の位置特定サブシステム、および、新たな位置特定サブシステム(カメラとマーカを使った地面ベースの位置特定手法など)を適材適所で効果的に利用するために「スマートフォン位置特定サブプラットフォーム」の高度化を進めています。


具体的には、
  • 既存の位置特定サブシステムの性能評価
  • 既存の位置特定サブシステムの性能改善
  • 新たな位置特定サブシステムの提案
など...
図:スマートフォンプラットフォーム
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歩行者ナビゲーションコンセプトリファレンスモデル

歩行者ナビゲーションシステムの標準化や新たな研究開発を効率的に進めるためのフレームワークとして「歩行者ナビゲーションコンセプトリファレンスモデル」を提案し、歩行者ナビゲーションシステムに対する考え方を示唆しています。

図:歩行者ナビゲーションコンセプトリファレンスの全体像

また、本モデルの実用化に向けた1つのアプローチとして、目的・基本アルゴリズムは同じだが、実現方法の異なる三種の歩行者ナビゲーションシステム(端末処理型、メールサーバ処理型、ウェブサーバ処理型)の比較検討のための解析ツールとして本モデルを用いることで、実現方式の違いによって生じる各システムの特徴の比較を明示的に行い、さらに、モバイル機器を用いた歩行者ナビゲーションシステムの研究開発を進める上での知見をまとめています。


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初めて訪れた場所や不慣れな場所で人が「どっちに行ったらいいのだろう?」と悩んだ時に、理解や解釈を必要としない直感的な道案内を行う歩行者ナビゲーション環境の実現を目指しています。


具体的には、
  • モバイル機器(スマートフォンやフィーチャーフォン)を使ったシステム
  • キオスク型端末を使ったシステム
  • モバイル機器・ウェアラブル機器・キオスク型端末が協調動作を行うシステム
など...
図:直感的な歩行者ナビゲーション環境のイメージ
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SVプローブデータの収集・解析基盤、SV用ナビゲーションシステム

超小型な低速車両(Slow Vehicle; SV) の普及・社会定着に必要な要件の一つとして挙げられる「SVが安全かつスムーズに走行できる環境の実現」に向けて、SVの走行実績からそれらの知見を獲得するためのツールとして「SVプローブデータの収集・解析基盤」を構築しています。

また、このSVプローブデータの収集・解析基盤の利用例として、SV用ナビゲーションシステムの実現に向けて、走行実績からSVにとって走りやすい経路を提供するための「リンク重み計算」に関する研究も行っています。

図:プローブデータ収集基盤
図:プローブデータ解析例
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【過去に取り組んでいた研究テーマ】災害時人命救助情報システム「命綱」

2011年3月11日に発生した東日本大震災における移動体通信系通信インフラの被害状況に鑑みて、大ゾーン方式基地局の設置、基地局の無停電化・バッテリによる24時間化、気球無線中継システムの技術開発、伝送路の多ルート化などが進められており、今後、災害発生直後24時間であれば通信速度に制限はあるものの、通信を確保できる見通しが立っています。 一方、災害初動時において効率的な救助活動を行うためには、要救助者が発信する救難信号、救助隊(捜索先発部隊)が発信する被災状況の収集・蓄積を効率的に行う必要があります。 そこで、災害時に必要とされる情報の収集・蓄積を行う「災害時人命救助情報システム『命綱』」を構築し、スケーラビリティ評価、社会普及に向けた検討を進めています。

図:災害時人命救助情報システム「命綱」
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